ノンエーと同じく牛乳石鹸も
質がいいと言われて好評な固形石鹸のひとつです。
昭和初期から日本人に親しまれており
歴史があるロングセラー商品です。
その名の通り牛乳の成分を使用しており
成分構成もシンプルなので、
変に有名な洗顔料よりかはいいと思います。
ただノンエーと比較すると
見劣りする部分はあります。
・牛乳石鹸の特徴について
牛乳石鹸は1928年から売り出されてから
原料は国産にこだわっている固形石鹸のひとつ。
ミルク成分とスクワランを配合することで
なめらかな美肌に洗い上げることができ、
顔以外にも使えます。
赤箱と青箱の2種類があり、
赤箱のほうはローズ風の香り付きです。
ミルク成分とは牛脂のことですが
食用でも使えるものを使用してるようですので
安全性が高く滑らかさもでるようです。
また、乳清も含まれています。
これは牛乳の表面に浮かぶことがある
タンパク質のことで肌に塗ると
透明感が出ると言われています。
その他にも椰子油が使われてます。
スクワランは体内に存在する
天然の潤い成分のひとつです。
バリア機能の一翼を担っているので
他の化粧品にも幅広く使われてる特徴があります。
出来上がりに1週間もかけるという
メーカーならではのこだわりもあり、
さすが老舗だなという特徴も兼ね備えています。
・ノンエーと牛乳石鹸は実は全然違います
ではノンエーと比較してどうかというと、
結論からいえばノンエーの方が上です。
使用目的にもよりますが、
少なくともニキビ対策として使うなら
ノンエーのほうが断然優れてるといえます。
ノンエーは抗炎症成分をはじめ
肌に余計なものは一切使わないことを
守り続けている頑なさがあります。
牛乳石鹸も昔からのこだわりがあるのは
いいのですが保存料は酸化チタンと
エデト酸塩を使っており、
その辺で質が悪くなってしまっています。
あと肝心の洗浄成分は苛性ソーダを
使用しているので天然物ではなく
少々刺激的にどうかと思う部分があります。
ノンエーはカリ含有石鹸ということで
洗浄力も安全性も兼ね備えています。
保存料もBGしか含まれていません。
もちろん香料も不使用です。
青箱だと香料は入っていませんが
その他の成分は赤箱と同様ですので
どちらにしろノンエーのほうが
質としては上回ります。
唯一牛乳石鹸のほうが
圧倒的に有利なのはお値段ですが、
それを規準にしないほうがいいですね。
最終的に大事なのはニキビに対して
どれだけ効果的か、ですので
成分構成を第一にしてほしいと思います。