ノンエーと今回見比べるのは
カネボウのsuisaiという洗顔料です。
酵素洗顔という概念を
おそらく最初に打ち出したメーカーで
けっこう歴史があるようです。
通常のクリーム状のものと
パウダータイプの２種類があって
メインは酵素の働き。
なかなか個性的な洗顔料ですけど
いろいろ気になるところはあります。
・カネボウのsuisai洗顔料について
カネボウのsuisaiは
メイク落としから乳液まである
本格的なブランドシリーズ。
ニキビ向けではなく
純粋？に美容向けの商品ですが
ニキビもスキンケアなので
使えるといえば使えると思います。
主な特徴はさっきもいったけど
酵素洗顔という概念。
タンパク質分解酵素のプロテアーゼと
皮脂分解酵素のリパーゼで
角質汚れを洗い落とそうというのが
主なアピールポイント。
それに加えアミノ酸系洗浄剤も
配合してるから洗い上がりは
つっぱらないって特徴があります。
suisaiの洗顔料はクリームタイプと
顆粒タイプの２種類があって、
メーカーイチオシは後者のタイプ。
１回使う分が小分けされていて、
分量は迷わず使えるのが特徴で、
分類上は洗顔パウダーです。
ニキビスキンケアでは
みないタイプなので珍しく感じます。
このブランドはつるすべ肌を
目指しているとのこと。
・ノンエーとsuisaiは特徴が真逆！？
他ではあまり見られない特徴が
いろいろあって面白いですが
成分を見たら気持ちが
一変してしまいました・・・
まあ大企業だから納得ではありますが。
パウダーウォッシュもクリーム洗顔も
成分的にはガッツリ洗う系です。
合成界面活性剤が何種類も入っていて
合成ポリマーもセットになってる
典型的なケミカル化粧品です。
保存料の種類は思ったより少ないですが
パウダーのほうはBHT、
クリームの方はエデト酸と
曰く付きの成分を使ってます。
合成界面活性剤を使ってる化粧品は
山程ありますが４種類以上
使ってるものはちょっと珍しいかも？
乳酸菌やら酵素やらは入ってますが
入れてる意味があるんだろうかと
思っちゃうほど肌に悪い構成です。
あとタンパク質分解酵素ってことは
ピーリング作用ってことですよね？
それもまた肌に良くない気がします。
おそらくツルすべ肌になるのは
いろんな刺激性成分の作用に
よるものと考えられるので
いいのは見た目だけになると思います。
洗浄剤は石けん素地だけで
ピーリング剤はもちろん、
保存料も極力使わないという
ノンエーとはほとんど真逆な
成分構成だと思います。
