ノンエーと乳雪花は
同じ洗顔料でも質がだいぶ違います。
形状やニキビ向けか
そうでないかの前に
洗浄剤としての特徴にかなりの
差異があるのです。
イメージだけで判断すると
ニキビだけでなく
肌のためにならないので
注意してください。
・乳雪花について
乳雪花はにゅうせっかと読みます。
ヨーグルトとホエイがメインの
洗顔料ということで
そういう名前になってるようです。
きめ細かな泡、使った後のハリ、
いつもより化粧水が浸透しやすい、
洗顔後でも乾燥しない、
毛穴のポツポツ汚れが落ちた、
肌のざらつきがなくなったなどなど
いろんな感想が寄せられてるようです。
しっかり汚れを落とし
潤いを保つというよく見る謳い文句で
それをヨーグルトとホエイが
担っているという感じです。
ヨーグルトは乳酸菌をはじめ
ビタミンやミネラル、
フルーツ酸も含んでるので
美容にいいと言われています。
ホエイは乳清ともいい、
良質な牛乳の表面に浮かんでくる膜。
それにもタンパク質やら
何やらがいろいろ含まれているので
肌にいいという理屈です。
他にはハチミツ、ローヤルゼリー、
ヒメフウロエキスなどを入れて
紫外線対策にもなる
エイジングケアと角質除去のための
ピーリング成分も含んでるという
特徴があります。
無添加はエタノール、パラベン、香料、
鉱物油、旧指定成分、
硫酸系洗浄剤ってことで
まあ定番かなって感じです。
・乳雪花に含まれる問題成分
とても肌の健康に良さそうな
イメージが漂う洗顔料ですけど、
成分表示を見たらえ~って
思ってしまいました。
なんでかっていうと
合成界面活性剤が何種類も
使われているから。
ついさっき硫酸系洗浄剤は
使っていないって書きましたが
あくまで硫酸系ってだけで
合成系は使ってるんですよね。
由来が植物だったとしても
化学合成されてるものだったら
洗浄力が強く肌にも残り、
乾燥肌の温床にもなります。
もちろん環境にも良くないですよね。
それが複数入ってると
さらによくありません。
しっかり落とすって
表現している洗顔料は
合成界面活性剤を疑いますが
ほとんど例外はないですね。
合成ポリマーも入ってるので
肌本来の保湿力も損なう恐れも。
ノンエーに含まれるリピジュアも
合成ポリマーの一種なので
どうかと思う部分もありますが、
とりあえず洗浄剤は石けん素地だけなので
肌への負担はかなり違うと思います。
あと保湿を重視してるものは
なんとかエキスをたくさん
使ってるものですが、
洗顔料ならそんなにいらないと思います。
ノンエーはどれも必要最低限なものしか
配合していないので肌にとっては
かなり自然に近いものです。