ノンエーと同じくらい低刺激っぽいのが
アロマのやさしさ石鹸で、
原料にはかなりこだわってるようです。
それゆえちょっとおかしな部分もあるけど
低刺激に関してはそのとおりなので
ちょっと複雑かなって感じ。
洗浄成分とか添加物などに関しては
どっちもどっちって感じだけど
ニキビ対策だったらノンエーですね。
・アロマのやさしさ石鹸とは?
アロマのやさしさ石鹸は
アロマオイルのお店として知られる
Tea-treeの森が出してる固形石鹸です。
最大の特徴っていうかアピールポイントは
ラウリン酸を使ってないってこと。
ラウリン酸はココナッツに多く含まれる
天然の脂肪酸の一種で、
シャンプーとかにもよく使われる
定番の成分のひとつです。
でもアロマのやさしさの場合、
それは肌への負担が大きいからと
使わないことにこだわってます。
なんでも肌への吸着力が強いらしい。
ラウリン酸はもこもこ泡を
作りやすい性質があるから
石鹸の原料として人気で、
高濃度に配合されてるものが
多いことを問題視しています。
そのかわり、ステアリン酸や
パルミチン酸、ミリスチン酸、
マカダミアナッツ油といった
低刺激な油のみを使ってるとのこと。
この点に突っ込んでる石鹸は
いままで見たことがなかったので
かなりのレアケースだと思います。
ふつうは天然=肌に良い、低刺激
くらいしか語られませんよね。
その他の特徴は、
アミノ酸系洗浄剤を配合し、
保湿成分はショ糖とグリセリン、
エッセンシャルオイルを配合し、
製造は3ヶ月かけて
熟成させてるという感じです。
成分は全体的に天然ものだけなので
刺激性に関しては
ノンエーとほぼ同じだと考えられます。
・低刺激だけど気になることいろいろ
ただ、あれ~?と思ったのが
アミノ酸系洗浄剤ですね。
これはラウロイルグルタミン酸naのことを
指しますが、これってラウリン酸が
原料になってる合成界面活性剤です。
さっきまでラウリン酸は使いません!
ってさんざん言ってたのに・・・
矛盾を感じるのは私だけでしょうか?
しかも石けんではないから
界面活性作用が失われにくい性質があって
たとえ低刺激だとしても
使うのはどうかと思う成分のひとつです。
せっかく製法とかもこだわってたんだから
この辺は改良してほしいですよね。
あとちょっと気になるのが
エチドロン酸を使ってること。
これはキレート剤の一種で
石けんの品質保持のための成分ですが
使わないに越したことはないです。
同じキレート剤である
エデト酸よりはマシだけど、
ノンエーは使ってないんですよね。
消炎成分とかの有無により、
ニキビ対策もできることを踏まえると
ノンエーのほうが一枚ウワテかな
っていう感じですね。