リマーユクリアソープは
成分がシンプルで
なかなか質がいい石鹸です。

もう少しこだわったら
ノンエーと同じくらい
良質な石鹸ですね。

製薬会社が出した石鹸としては
かなりめずらしいと思います。

・リマーユクリアソープについて

リマーユクリアソープは
馬油系の洗顔石けんです。

多いか少ないかわかんないけど
配合率が20%以上と
大きく打ち出しているので
たぶん多いんでしょう。

馬油をつかった石鹸の多くは
数%程度だそうなので
たしかに多いですね。

単なる一成分という感じですが
リマーユクリアソープは
馬油そのものが石鹸みたいな
感じなのでありそうで
なかったものに感じます。

ちなみにリバテープ製薬は
創業が明治11年とかなり長く、

馬油だけでも30年以上
研究しているそうなので
イメージもけっこういいですね。

馬油の特徴はすでに
ご存知かと思いますが、

保湿力と浸透力に優れていて、
べたつくどころかサラサラして、
匂いもほとんどないです。

人間と相性がいいので
いい油の代表格ですね。

着色料や防腐剤、
香料を使っておらず
自然派にこだわってるのは
高ポイントです。

・リマーユクリアソープの惜しいところ

さらなる注目ポイントは
合成界面活性剤を使ってないこと。

石鹸も広い意味では
界面活性剤ですが、
製造方法がシンプルなものは
合成系ではないと区分けされてます。

大抵の石鹸は洗浄力を確保したいのか
コストを意識してるのか、
合成界面活性剤を使うのが
当たり前になっています。

それが肌のバリア層を壊して
乾燥肌を助長するのにです。

無添加のところで
合成界面活性剤を使ってないと
ちゃんとアピールすればいいのにね。

ノンエーも合成界面活性剤不使用で
石けん素地だけですので
この点は同じくらいいいですね。

ひとつ残念だったのは
キレート剤を使ってること。

品質保持のためですが
入れないほうが刺激は少ないです。

でも品質保持も化粧品は
重要なことですから、
ちょっと複雑ではありますけどね。

リマーユクリアソープに含まれる
エデト酸は頭にHがついてます。

あんまりみかけない成分なので
刺激が少ないものを
選んだのかもしれません。

それ以外は特に気になるところは
ないので一応良質といっても
いいんじゃないかな?と思います。

ノンエーの場合はキレート剤も不使用で
ニキビ向けに作られているので、
保湿成分だけでなく抗炎症成分も
入っているので、

整肌効果だけでなく
ニキビ対策にもなるものなので、

いまニキビがある状態なら
なおさらノンエーのほうが
適しています。