ノンエーよりも科学的には
先端技術を駆使している
hasウォッシングフォーム。

天然の洗浄成分も配合されて
一見すごそうな洗顔フォームですが
気になることも多くて残念。

せっかくの成分が~・・・
って感じですよ。

ノンエーみたいに基本を守るような
石鹸はほんとすくないです。

・hasウォッシングフォームに特徴

hasウォッシングフォームは
モロッコ産の溶岩クレイと
ヒトの細胞から培養したエキスを
配合した洗顔フォームってことで
かなり変わった特徴があります。

たぶん再生医療の類の技術かと思います。

幹細胞という細胞の元となる細胞を
人工的に増やして、
それに含まれる成長因子という
様々な細胞組織に必要な
タンパク質を抽出して
スキンケアに応用したものだそうです。

なんでも成長因子は
150種類くらいあるらしいです。

有名どころではEGFとかFGFとか
HGFとかあたりでしょうか。

簡単にいうとそれらの成分で
肌の健康的な状態へ
導きましょうってことですね。

浸透性をあげるために
リポソーム化もしてるそうで
技術力はかなり高そうなブランドです。

ちなみに洗顔フォーム以外にも
シリーズだから化粧品全般に
この技術が使われてるっぽい。

それに付随して老化により
元気をなくしたEGFを
活性化させるホメオエイジ、

セラミドを保護する
アマチャヅルやムラサキゴジアオイ
という植物のエキス、

舞茸に多く含まれてる
水分保持能力がヒアルロン酸よりも
高いことで知られてるβグルカン、

あとは大豆やアーティチョークなどの
保湿成分とかも入ってます。

てことでなかなか手の込んだ
洗顔フォームです。

・悪い成分も入っちゃってるのが残念

新技術が出てくるのはいいのですが
基本を疎かにしてもらっちゃ困ります。

残念なことにこの洗顔フォームも
合成界面活性剤使いまくりで
拍子抜けしちゃいました。

少なくとも5~6種類は入ってるので
ダメダメな洗顔料の特徴も
あるんですよね。

旧表示指定成分のエデト酸も入ってるし
アルコールもパラベンも入ってるし
合成界面活性剤とタッグになったら
刺激になりそうで怖い組み合わせです。

合成ポリマーは入ってないっぽいけど
それだけでは褒められません。

質のいい洗顔料というのは
最低でも合成界面活性剤は
使っていないものです。

ノンエーは石けん素地だけで
エデト酸などの品質保持剤はもちろん
保存料もBGだけです。

こういったら元も子もないですが
洗顔料の目的は洗うことなので
あんまり奇をてらった機能は
いらないんですよね。

本来は肌は勝手に再生してくれるので。