ノンエーと四季彩の
フェイシャルクレンザーは
カテゴリ的には洗顔料だけど
中身は全然違います。

米の有る無しではないですよ?

洗顔料としての肝心な部分が
だいぶ違うので、
けっこうわかりやすいですね。

・四季彩について

四季彩は株式会社井田両国堂という
メーカーが出してる化粧品ブランドのことで
シリーズがいろいろ出ています。

洗顔料はフェイシャルクレンザーという
いかにも洗浄力が強そうなネーミングです。

四季彩ブランドの最大の特徴は
米由来の成分を配合してること。

酒蔵の人は手が綺麗ということを
ヒントに開発されたもののひとつですね。

米には確かにいろいろ肌にいい
成分が含まれています。

保湿効果がある発酵液と
コメヌカスフィンゴ糖脂質、

コンディショニング効果がある
オリザノール、

エモリエント剤としてコメヌカ油と
米に注目するメーカーが
いくつもあるのが納得できます。

コメ発酵液は大吟醸という
日本酒のことで作れる量が
限られている贅沢なお酒だそうです。

四季彩は洗顔料より
化粧水とかをウリにしてるから
フェイシャルクレンザーに関しては
詳しい説明はないですが、

泡立ちがよくてもっちり弾力があり、
潤いを奪わずしっとり洗い上げるという
特徴があるようです。

毛穴の奥の汚れを落として
洗い上がりは透明感のある
みずみずしい肌にするとのこと。

そして使い続けるほど
明るく決めの整った
つるつる肌にできるようです。

・フェイシャルクレンザーの中身を見ると

メリットだけみると
なんか良さそうですが
デメリットを探ってみると
とても残念な結果に・・・

毎度のことですけど、
合成界面活性剤を使っちゃってます。

少なくとも3~4種類使ってて、
合成ポリマーも入ってるから
典型的な問題洗顔料のひとつです。

救いといえば合成界面活性剤の
原料が石油系ではなさそうってことと、
保存料が少なめってことくらいです。

コメはコメで良いんでしょうけど、
それがスキンケアの要といえば
言い過ぎになりますし、

それが合成界面活性剤の害を
無効化してくれるわけでもないので
むしろせっかくのお米が台無し
と思ってしまいます。

ノンエーの洗浄剤は石けん素地だけで
これぞ石鹸というものです。

ニキビ向けなので抗炎症成分とか
保湿成分とか入ってますが、
少なくとも合成界面活性剤は
無配合なのが大きいんですよね。

もっと言わせてもらうと
お米の質も気になります。

おそらく農薬付きでしょうし
下手したら放射能も懸念されます。

そういうこだわりがホームページ上では
示されていないのがまた残念ですね。