ノンエーとは見た目もコンセプトも
けっこう違う茶吉という石鹸があります。
(さきちと読みます)

お茶と油がメインの石鹸ですが
素材の質が良さそうなので
パッと見はいい感じです。

重要なのはニキビを悪化させない
要素を含んでることですが
それは調べてみると
誰でも判断できますので
参考にしてみてくださいね。

・独特な成分が特徴の茶吉石鹸

茶吉はその名の通り、
お茶をウリにした石鹸で見た目も
緑色をしていてわかりやすいですね。

お茶にはビタミンCやサポニン、
カテキンなどのフィトケミカルが
豊富で日本人の健康に
大きく寄与してることで知られてます。

サポニンは洗浄作用があり、
カテキンは肌荒れを整える効果が
あるそうなのでスキンケアにも
役立ちそうですね。

お茶と同じくらい推してるのが
マカダミアナッツ油です。

マカダミアナッツは
お菓子に使われてるイメージが強く
注目度は他のナッツよりも
低い感じがしますが、

パルミトレイン酸という
老化を防ぐと言われている
特殊な油が多く含まれてます。

その油分を多く含む植物は
マカダミアナッツの他には
ほぼないだろうと言われてます。

皮膚への親和性が高く
角質を柔軟化したり、
酸化しにくい特徴があったりと
これまた肌にすごくいいようです。

泡もきめ細かいので
やさしく転がすように洗うだけでOK。

・ノンエーと茶吉の質の差

他ではなかなか使われていない
成分を使っていて、
ノンエーとは趣が全く異なる
面白い石鹸の茶吉ですが
残念ながら良質とは
いい難い面があります。

洗浄剤に合成界面活性剤を
使用しているのです。

あと石鹸の品質保持として
キレート剤も使っていて
ケミカルな要素も地味に強いです。

キレート剤はエデト酸ではないので
そんなに悪影響はないとされますが
ノンエーは使っていないので
まだこだわる余地があるかと思います。

何より合成界面活性剤が気になります。

コカミドプロピルベタインは
素材は天然ものでも
化学合成されてるので
効果は強くなってしまっています。

洗浄剤はカリ含有石けん素地だけで
十分なのではないでしょうか。

あと香料も具体的に何なのか
よくわからないので気になります。

更に言わせてもらえば、
お茶は有機栽培のものを
使用されてるようですが、

有機栽培は無農薬ではないので
多少は残留していると予想されます。

ニキビケア的にも抗炎症成分など
積極的なケアをする成分もなく、
長期的にみてもアレなので
ノンエーのほうが質は勝ります。

せっかくマカダミアナッツ油といった
個性的な成分を使ってるのに
ちょっと残念ですよね。