今回ノンエーと比較する
ボタニカルモイストウォッシュは
敏感肌でも使えることを
謳っているもののひとつ。
ボタニカルモイストシリーズのひとつで
心のバランスまで考えられてるのが
特徴的ですね。
紹介ページはシンプルな構成で
清潔感も漂わせますが
大事なのは中身をみることです。
・ボタニカルモイストウォッシュの特徴
ボタニカルモイストウォッシュは
パッと見はよくあるふつうの
洗顔料ですが、ちょっと変わった
特徴があります。
シリーズに共通してると思いますが
ボタニカルウォーターやヒト型セラミド、
植物幹細胞が配合されています。
ボタニカルウォーターってのは
サトウカエデとチシマザサという
植物から取り出したエキスのことで
ビタミンやミネラルのほかに
糖質、アミノ酸も含んだ液体のこと。
植物幹細胞はりんごなどから
取り出した細胞の元となるもので
フィットセルマークという
認証まで受けてます。
ヒト型セラミドは
皮膚に存在するセラミドと
同じ構造をしているので
親和力が高い成分です。
無添加はシリコン、パラベン、
鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、
合成着色料、エタノール、
紫外線吸収剤、タルクの9種類。
医師が監修していることもあって
なかなかの力の入れようです。
敏感肌でも使えるってのは
ポイントになってそうですね。
・成分の質がそんなによくない
清潔感のある見た目で
それなりにこだわりもあって
国内製造、そしてセットが
2000円弱と安いので
けっこう人気がありそうな化粧品です。
でも中身を見て、え~って思いました。
だって合成界面活性剤や
合成ポリマーが配合されてるんだもん。
しかも複数入れちゃってるので
本当に敏感肌にいいのか疑問です。
石油系は使ってないってだけなので
ちょっと言い方がずるいよね。
そういう化粧品は地味に多いけど。
植物原料でも化学合成したら
合成界面活性剤であって、
天然の界面活性剤とは違います。
環境への悪影響も考えられるし。
合成ポリマーは肌をコーティングして
保湿する目的で入れられるけど、
皮脂の分泌量が長い目で見ると
悪くなります。
シリコンとかも同じだと思うけど
余計なものを使うのは
極力避けたほうが良いんです。
あと全体的に成分の数が多いですよね。
成分が多ければいいわけじゃないので
ノンエーくらいシンプルなのが
本当は理想的だと思います。
ノンエーの洗浄剤は石けん素地だけで
コーティング剤といったら
リピジュアくらいであとは保湿成分が
何種類か入ってるだけです。
もちろん消炎成分もあるので
いまあるニキビにも対応しやすいです。