ノンエーよりも個性的な印象がある
石澤研究所という会社があります。
化粧品会社なので洗顔石鹸もあって
種類もいろいろ用意されてます。
歴史も古く人気もありそうですが
ちょっと残念な部分もあります。
こだわりは感じるのですが
もうちょっと追求できると思います。
・石澤研究所の洗顔料について
石澤研究所はスキンケアだけでなく
ヘアケアやコスメなども出している
化粧品総合メーカーって感じです。
創業は1989年で
クリーンで透明な会社を目指して
スタートしたとのこと。
いままで800以上の商品を出し、
海外進出もしているので
ここまで大きなメーカーは
めずらしいと思います。
洗顔料はチューブタイプと
固形タイプがあり、
チューブは通常タイプと
練り石鹸タイプの2つがあります。
石鹸にはアクネバリアという
個別のブランド名が付けられてます。
ノンエーと形状的に一番近いのは
薬用プロテクトAHAソープバー。
その名の通り、フルーツ酸入りの
ピーリング系石鹸で、
見た目は薄いグリーンという
いかにも薬用って感じの色です。
AHAは牛乳とりんご酸由来で、
ティーツリーやローズマリーなどの
植物性の保湿成分を配合して
肌ストレスを緩和してるそうです。
ティーツリーはニキビにいいことで
有名な植物ですね。
全体的にはマイルドピーリングという
属性の石鹸だと思います。
・薬用プロテクトAHAソープバーの問題点
低刺激な作りになっているので
それほど問題は出にくいかと思いますが
ノンエーとどっちがいいと言われたら
問題点をいろいろ挙げないといけません。
まずメインのピーリング剤は
配合量にもよりますが
肌への負担が大きい方の成分なので
使う人を選びます。
ノンエーはピーリングは低濃度でも
刺激が強いとしてるので
無配合にこだわっています。
相変わらず賛否両論なので
とりあえずそれはいいとして、
本当に問題なのは合成界面活性剤です。
石鹸なのに石けん素地以外にも
洗浄剤が入っているうえに、
合成系を使っています。
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
という成分名ですが、
コカミドプロピルベタインともいいます。
後者のほうが有名ですね。
両性界面活性剤でもあるので
石油系よりはマシかもしれませんが
合成系は入れないに越したことはないです。
また、洗浄力を良くしたり
泡立ちを良くするための
キレート剤も入ってますが、
肌にいいとはいえない成分のひとつです。
チューブタイプよりは全体的にマシですが
ノンエーとは全然違うことがわかります。