ノンエーよりも規模が大きく
歴史もあるメーカーのファンケル。

数多くの化粧品を出している
大手メーカーのひとつです。

固形石鹸ではないですが
ノンエーと比較対象となるのは
洗顔クリームかと思います。

この洗顔フォームは
ニキビ予防を目的としているので
ノンエーと共通しています。

ただ成分の質はけっこう違うようです。

・ファンケルの洗顔クリームの特徴

ファンケルといえばスキンケア以外にも
メイクや日焼け止め、ヘアケア商品、
男性用の化粧品まで手がける
とても有名な化粧品メーカーです。

CMもちょくちょく見かけますよね。

当然ニキビケアを意識した
商品群もあって、
アクネケアシリーズとして
売り出しています。

洗顔クリームは同シリーズのひとつで
無添加にこだわって作られています。

ニキビの原因は過剰な皮脂による
毛穴詰まりだとして
しっかり洗浄することを
コンセプトにしています。

それと同時に肌に優しい処方を
実現するために余計な成分を
配合しないことをアピールしています。

余計な成分とは防腐剤、香料、
合成色素、石油系界面活性剤、
紫外線吸収剤のことを指します。

防腐剤はおそらくパラベンや
フェノキシエタノールなど、

色素はタール系、

石油系界面活性剤は
ラウレス系のことを
指しているのだと思われます。

あとノンコメドジェニックテストも
実施されているので、
それなりに考えてることはわかります。

・ノンエーとだいぶ違うファンケルの質

ということでアピールポイントを
まとめてみるとなかなか良質な
洗顔料に見えます。

しかし、フォームタイプということで
固形石鹸と比べると化学成分が
多く見受けられます。

一番気になるのは洗浄剤が
複数入っていることです。

毛穴の汚れをごっそり洗い落とすことを
ポイントにあげているだけあって
洗浄力を意識したような感じですが、

これでは肌への負担が大きくならないか
ちょっと不安になりますね。

ヤシ油などの洗浄剤も
科学的な措置を行っているので
石油系ではないまでも
それも合成界面活性剤の一種です。

他にも皮膜形成剤やら
Ph調整剤やらケミカルな成分が
多数確認できます。

ノンエーとは全然違いますね。

ニキビ予防の鉄則は
肌への負担を極力減らすことで、
洗浄剤は多く配合しないほうがよく、

添加物類も少ないほうが
望ましいのは言うまでもありません。

あと固形タイプとフォームタイプとでは
使える期間も全然違います。

当然固形石鹸のほうが長持ちするので
長い目でみるとファンケルのほうが
だいぶコスパが悪いです。