ノンエーとプラスソープhqは
見た目だけじゃなく
中身も正反対のような石鹸です。

パッと見はすごくいいように
見えただけにちょっと残念です。

せっかく手作りなのにね~。

・プラスソープhqって何?

プラスソープhqはノンエーと同じく
固形石鹸の一種だけど
まず見た目が真っ黒で全然違います。

たぶん炭を入れてるから
そんな色になってるのかと。

炭はもはや説明不要なくらい
洗顔料の定番になってますよね。

吸着力があるから毛穴の汚れを
吸い取ってすっきり~ってやつです。

大抵は色的に炭とか泥が
メインの成分として
紹介されることが多いけど、
この石鹸の場合、ハイドロキノンが
メインみたいになってます。

ハイドロキノンはいちごとか
ブルーベリーなどの植物に含まれる
天然の美白成分のことで、

ときおり美白化粧品とかに
含まれてるのを見かけますね。

肌の漂白剤という異名は有名で
皮膚科でも使われてるほどです。

化粧品の場合は濃度が低く、
プラスソープhqは1%しか
入っていないので、
極端な効果はなさそうです。

他の成分ではピーリング剤である
グリコール酸も大きく紹介されてます。

あとは弾力泡と職人さんが
手作りで作ってることもポイント。

枠練り製法だからこそ
多くの成分を配合できるってことで
機械練りよりはいいですよね。

・プラスソープhqの問題点いろいろ

紹介文を見ると
すごく質が良さそうに見えたんですけど
成分表示をみたらガッカリでした。

毎度のことながら残念な理由は
合成界面活性剤が混ざってるから。

しかも複数入ってます。

ちゃんとカリ含有石けん素地も
入ってるのにね。

それだけじゃダメなんだろうか。

ノンエーはそうなので
できなくはないと思います。

合成界面活性剤は植物由来だろうと
強めの洗浄力があり、
なかなか界面活性能力が消えないので
肌に残って乾燥肌を招き、
環境にもよくない代物です。

あとは保存料のキレート剤も
複数配合されちゃってます。

エデト酸とかエチドロン酸とかね。

ポリクオタニウムは
陽イオン界面活性剤の一種だけど
それにいろいろ種類があるから
それはまだマシっぽい。

ノンエーにも含まれてるので。
(ノンエーはリピジュアと表記)

加水分解デンプンも何が原料なのか
よくわからないのは怖いところ。

全体的に見てみると、
自然にこだわってそうで
中身は化学物質もけっこう多い
という石けんですね。

たまご肌、すっぴん肌を目指すという
コンセプトですが強めの洗浄剤や
ピーリング剤、あとは保湿成分などが
組み合わさってやってるって感じで
ちょっと洗顔料にしては
手を伸ばしすぎかなって印象。