ノンエーと比較していいかどうか
わかりませんがビオレからも
薬用アクネケアという
洗顔料が発売されてます。

名前的にもニキビ用というのが
わかるのですが質はだいぶ違うので
成分を見た上で検討したほうがいいです。

ビオレといえば超有名な
化粧品メーカーブランドだけに
無条件で選んでしまう人も
多いと思うので注意しましょう。

・ビオレ薬用アクネケアの特徴

ビオレ薬用アクネケアは
チューブタイプのよくある洗顔料で
発売元は花王です。

花王といえば日用品も売り出す
大手メーカーでビオレはそれの
ブランド商品のひとつです。

花王の製品の特徴は
ネーミングが個性的なのと
値段がとても安いことです。

今回テーマにしている洗顔料は
市販品の一種なのですが、
その中でも一番安い方です。

内容量は130gと一般的ですが
値段は340円くらいしかしません。

それも人気のひとつといえるでしょう。

有効成分はイソプロピルメチルフェノールと
グリチルリチン酸ジカリウムで、
前者は殺菌剤でアクネ菌以外にも
マラセチア菌などにも効果がある成分です。

そのため背中や胸のニキビにも
使えることになります。

後者は言うまでもなく抗炎症成分です。

他の成分としては泡立ちを良くするための
ラウリン酸が特徴的なくらいで
ほとんどが添加物といった感じです。

テクスチャは通常のクリーム状で
手でも泡立てやすいです。

香りはフローラル系です。

・ビオレ薬用アクネケアは比較対象外?

ではノンエーと比べてどうかというと、
結論から言うと比較にならないくらい
質が違いすぎる、です。

まず洗浄成分が合成界面活性剤ですし
石けん素地だけのノンエーとは
この点だけみても違いすぎます。

ビオレ薬用アクネケアには
SPTという弱酸性を保って洗うという
技術が盛り込まれてるようですが、

洗顔料は弱酸性だと
汚れが落としにくい特徴があるので
洗浄剤は強めな傾向があります。

その傾向に見事に合致してると思います。

泡立ちがいいのはラウリン酸だけでなく
合成界面活性剤が使用されてるからです。

そうでなければ手だけで
モコモコ泡は作りにくいはずです。

まだまだ問題点はあります。

有効成分のイソプロピルメチルフェノールは
濃度は低いでしょうけど
旧表示指定成分のひとつなので
あまりいい印象はありません。

他にも合成ポリマーや
エデト酸、酸化チタン、謎の香料など
化学物質だらけの構成ですので
肌にいいわけがありません。

ノンエーとは完全に逆路線の
洗顔料ですので注意してください。