今回ノンエーと見比べるのは
アンチトピー全身用ソープ泡というもの。

コンセプトはだいぶ違うかもだけど
顔にも使えるし、にきびを防ぐとか
書いてるから一応比較対象には
なるかなって感じ。

まあ質もだいぶ違うから
そもそも比較する意味は
そんなにないけど・・・

・アンチトピーのソープについて

日本オリーブのアンチトピーシリーズは
オリーブオイルではなく
オウゴンエキスが中心になる成分。

オウゴンエキスは化粧品成分としては
定番のひとつです。

炎症を抑えたり
皮脂の分泌や男性ホルモンを
抑制する働きがある成分です。

保湿効果や抗菌、
シミの原因にもいいと言われてます。

てことでニキビケアにも
注目されることがあります。

デリケートな肌でも
当たり前のように使えるよう作ったのが
アンチトピーシリーズだそうです。

で、洗っても潤いが残るという
決まり文句の他には
特にこれといった説明はないです。

あせもやにきびを防ぐとか
フケやかゆみを取るとかくらいです。

・アンチトピーの質はよくない

メリットすらほとんど書いてない商品は
珍しいですがデメリットも書いてないのは
他の商品とは共通しています。

配合成分の詳しい説明ですね。

特に合成界面活性剤については
言及している商品はほとんどないです。

この洗浄剤もその法則通りです。

石けんではない合成界面活性剤が
3種類も入っています。

その他の成分は水と基剤のDPGと
保存料のBG、クエン酸、クエン酸Naと
成分数が少ないのはいいのですが、

合成界面活性剤をたっぷり使ってるような
感じがして嫌ですね。

アミノ酸系だから低刺激で安全ですよ
という言い訳は通用しません。

バリア層を壊し常在菌も無駄に殺菌する
合成界面活性剤は非常に肌にとって
よくないものです。

石油由来だろうとアミノ酸由来だろうと
その危険性はほとんど同じだと
思ったほうがいいです。

ノンエーとは全然違いますね。

ノンエーは洗浄成分が石けん素地だけなので
肌への負担は最小限に抑えられます。

何かの成分に頼るのではなく
肌への負担を軽減しつつ
洗い上げることが洗浄剤にとって
最も大事な要素です。

ニキビ向けってことで
いろいろ入ってますが
合成界面活性剤を使ってないことから
肌に余計な成分が入りにくく
安全性が担保されるといっていいでしょう。

そんな危険な洗浄剤で全身を洗ったら
かなりまずいと思いますけどね。

そもそも肌につけるものは
安全性が何より大事なわけで、
全身に使えるのは当たり前ってことで、

いちいち商品名にしなくても
いいような気もします。