今回ノンエーと比較したいのは
あの思春期ニキビ向け塗り薬で
とても有名なクレアラシルです。

薬だけじゃなく洗顔料も出してるので
ニキビケアの総合ブランドみたいに
なっていますね。

クレアラシルの洗顔料は
薬用洗顔フォームといって、
10Xとマイルドがあります。

あと泡フォームタイプも
2種類あります。

成分を見るとすぐわかりますが
どれもどうかなって感じです。

・クレアラシルの洗顔フォームについて

クレアラシルといえば
イオウの臭いと色が特徴の
軟膏薬ですが今回注目するのは
同ブランドの洗顔料。

塗り薬が有名すぎるから
地味に知らない人も多いかもしれません。

クレアラシルの洗顔料である
薬用洗顔フォームは、
殺菌力が高いタイプの10Xと
それよりも刺激が低い
マイルドタイプがあります。

10Xってのはマイルドタイプと比べて
殺菌成分が10倍入ってるって
意味だそうです。

主な特徴は有効成分が
サリチル酸ってことで
汚れをしっかり落とす系ってことです。

毛穴に詰まった汚れを洗浄し、
毛穴の奥まで殺菌といった
説明がされてるので、
まあガッツリ系ってやつですね。

おまけにビタミンC誘導体で
肌荒れを防止することも
アピールしています。

あとプッシュして取り出す
泡洗顔フォームタイプもあって、
こっちも基本的な効能は同じです。

有効成分がサリチル酸で
チューブタイプよりも
洗浄剤が多い感じです。

ノンエーと違いすぎるクレアラシルの洗顔料

すでに察しのいい人は
感づいてると思いますが、
洗浄力をウリにしてる時点で
ニキビスキンケアとしては
どうかなって感じです。

というかダメですけど(笑)

まずサリチル酸が有効成分の時点で
肌的には相当負担ですし、
合成界面活性剤も入ってるので
乾燥肌も心配になります。

あと混合植物抽出液という
意味不明な成分も含まれてますが
それはミックスフルーツ酸で
AHAのことをいいます。

つまりこれもサリチル酸と同じく
ピーリング剤の一種なので
マイルドタイプといえど
かなり刺激が強い洗浄剤です。

泡タイプはもっと悪そうです。

そうなるとノンエーの方に
軍配があがると思います。
詳しい内容はコチラ

合成界面活性剤の数が多くなってるし
パラベン、安息香酸、エデト酸といった
曰く付き成分もちゃっかり入れてます。

ノンエーは保存料も洗浄剤も
1種類ずつしか入っておらず、
あとは保湿成分くらいなので
質は両極端なほど違います。

いまだに「ちゃんと」洗うを
根こそぎ洗いまくるという
間違った解釈が根強く
残ってることを伺わせるものです。

これではニキビどころか
肌荒れも加速させてしまいかねないので
使用は全くおすすめできないですね。