オルビスユーウォッシュは
フォームタイプながら
成分構成はシンプルなので
ノンエーと近い感じですが、

ちょっと問題があるから
おしい洗顔料ですね。

ニキビケアとなると
ニキビに対してアプローチできる
成分が注目されがちですけど、

その前にスキンケアという考え方が
重要になるから肌に悪い成分が
入っていないのが理想です。

・オルビスユーウォッシュの特徴

オルビスは大手化粧品メーカーってことで
いろんなシリーズを出してます。

そのひとつがユーシリーズといって、
その洗顔料がウォッシュといいます。

そのまんまのネーミングです(笑)

角質層を健やかに保つことを
細胞フィットネスと名付けて
ただ与えるだけのスキンケアは
終わりにしようというコンセプト。

30代からの肌の不調の原因は
肌の細胞の脱水だったと主張してます。

その結果、ハリの低下やくすみ、
乾燥などの肌トラブルを招きます。

つまり角質層の水分が
不足することですね。

オルビスユーウォッシュは
化粧水の浸透が見違えるほど変わると
ちょっと大胆なウリ文句になってます。

濃密泡洗顔料でモロッコの
溶岩クレイが入ってるのが特徴です。

油分、香料、着色料、
アルコールがフリーで、
パッケージは真っ白でとてもシンプル。

保湿成分としての植物エキスは3種類で
その他にポリクオタニウムが2種類と
中身もまあまあシンプルな造りです。

・もう少しこだわれたはず

ちょっと残念なのが
合成界面活性剤を使ってること。

1種類しか入ってないから、
他の大手メーカーの洗顔料と比べると
かなりマシなほうではあります。

けど、ちゃんと石鹸成分も
使ってるんだから
それだけでいいと思うんですけどね。

なんでわざわざ1つ追加したのか疑問です。

ノンエーみたいに石けん素地だけに
したほうが明らかにいいと思う。

あとちょっと気になるのが
ポリクオタニウムの存在。

これは保湿剤ですけど
合成界面活性剤の一種です。

陽イオン系だから
肌への吸着性が高いから
刺激があるとも言われています。

ノンエーにもそれがリピジュアとして
使われてるのがちょっと気になりますが
合成界面活性剤を使ってないから
その点が大きいよね。

他にはDPGがちょっと肌に合わない人が
いないか不安な基剤成分が入ってます。

その他は特にこれといった
問題ある成分は含まれていないので
けっこう惜しい洗顔料ですね。

フォームタイプにしては
意外と質がいい方だったので
もっと改良できるとは思うけど。

でもコスパはあんまりよくなさそう。

120gで1900円くらいだから
ノンエーより安く感じるかもだけど
固形石鹸のほうが長持ちするから
コスパは明らかに違います。