ノンエーよりも知名度が
ダントツに高いニキビスキンケアが
プロアクティブプラスです。

テレビCMもいまだに盛んに
放映されてるほどで
言わずと知れたブランド力があります。

でも本当に大事なのは
ブランド力ではなく商品力です。

ご存知のかたも多いと思いますが
プロアクティブプラスは
賛否両論が渦巻いています。

・プロアクティブプラスの特徴

プロアクティブは
これまでは思春期向けの
ニキビスキンケアでしたが、

リニューアル後は
大人でも使えるよう
配合成分を工夫して
マイルドな処方になりました。

代名詞となっている
サリチル酸は使われてるものの
植物成分を増やすことで
刺激をだいぶ緩和させてます。

そのためどんな肌でも
使えるようになったとされてます。

たしかに口コミを見ると
乾燥肌だと自覚している
30代前後の方でも
使っている人がいるので、
だいぶ改良したんだと思います。

洗顔料はスキンスムージングクレンザー
という長い名前です。

肌に優しいながらもしっかり
洗い上げるという特徴があり、
サリチル酸以外にも
ソフトスクラブも配合しています。

それと保湿成分が加わったことで
洗顔後もつっぱらず、
潤い感をキープできるとしています。

ノンコメドジェニックテストや
アレルギーテストもしてるようなので
かなり使いやすくはなったと思います。

・ノンエーとプロアクティブプラスの中身の違い

プロアクティブプラスは
けっこう改良されたとは思いますが
ノンエーと比べるとなると
まだまだ足元にも及びません。

それは成分を見れば明らかです。

有効成分のサリチル酸は

殺菌やピーリング作用があることで
便利な成分と言えるのですが
なにぶん刺激が強いので
敬遠されることも多い成分です。

たとえ植物成分を増やしたからといって
その根本的なリスクが
消えることはありえません。

ある意味それよりも問題なのは
合成界面活性剤を使ってることです。

天然系よりも乳化作用が強いので
肌にとっては危険な代物です。

他にもアルコールや香料、
毒性がある添加物が
いろいろ配合されていて、
お世辞にも良質な洗顔料とは
いえません。

毒性のある添加物は
エデト酸やソルビン酸、
安息香酸などですね。

ノンエーは安全性を重視していて、
保存料は1種類のみで、
ピーリング剤やアルコールなど
肌に負担がかかるものは
一切使われていません。

もちろん合成界面活性剤は不使用で
洗浄剤は石けん素地だけです。

香料も着色料も使っていない
とても自然に近いものです。

両者のコンセプトとは
ほとんど真逆のようなものです。