ノンエーと主旨が真逆のようで
かなり良質な石鹸も存在します。

それがソンバーユ馬油石鹸です。

馬油は肌にいいことは
けっこう前から知られていますが
その先駆者がソンバーユです。

ニキビへの効果は未知数ですが
火傷や怪我によいと言われてるので
悪くはないと思います。

・馬油の優れた効能

馬油はいまやいろいろな化粧品に
応用されていますが、
その起源は5~6世紀の中国と
かなり長い歴史があります。

日本では奈良時代から使われていたと
推測されており、
本格的に商品化されたのは
昭和に入ってからです。

創設者の方が大やけどを負い、
患部に馬油を塗って完治したことから
商品化に結びついていきます。

ソンバーユ馬油石鹸は
日本で最初の馬油を応用した
石鹸だといえるでしょう。

赤ちゃんでも使えるくらい刺激が少なく
原料もパラベンやエデト酸をはじめ
旧指定成分も使っていないので
安心して使えるのが何よりの特長。

石けん素地とクエン酸ナトリウムだけという
とてもシンプルな構成で、肌への悪影響は
ほぼないといっていいでしょう。

もちろん全身にも使えます。

調べてみると馬油はニキビ対策にも
十分なりえると判断できます。

脂肪酸の割合が人間の皮脂と似てるので
親和性が高く浸透しやすいことから
抗菌作用が期待されています。

不飽和脂肪酸の一種である
αリノレン酸が抗炎症成分として働き、
ターンオーバーを促進することに
貢献するとされるビタミンEも含みます。

このことからニキビにも
使えると推測できます。

・ノンエーとソンバーユ馬油石鹸はどっちがいいか

ノンエーとソンバーユ馬油石鹸、
どちらも良質なものだとは思いますが
ニキビに使うとしたらどちらのほうが
優れているでしょうか。

おそらく成分的なポテンシャルでは
馬油のほうがすごそうな雰囲気はあります。

人間の皮脂と性質が似ていて
栄養素を多く含み歴史もあるので。

ただ、馬油はどちらかというと
化粧水のように塗り込むことで
本領を発揮するものだと思います。

石鹸でも恩恵は受けれると思われますが
すぐに洗い流すことを考えると
本当に効果的なのか未知数です。

ノンエーはソンバーユ馬油石鹸と
比べるとケミカルチックな感じですが
その分効果が出やすいとも考えられます。

石けん素地の性質も違うので、
泡立ちや洗浄力、使い勝手を考慮すると
ノンエーに分があるような気がします。

ポイントは今あるニキビにも
ちゃんと対処できるかどうかですね。

健康な肌を維持するものなら
他にもいろんな良質な石けんがありますが
両方を兼ね備えてるものは
そうそうありません。