ノンエーとランリッチの石鹸は
一見すると似てますが
成分的には大きく違う部分があります。

それがわからないと
ちゃんと選べないので気をつけましょう。

単にニキビ向けかそうじゃないかだけで
判断できないのでは問題だと思います。

・ランリッチ石鹸について

ランリッチの石鹸は
正式にはしっとりソープといいます。

1個50グラムで2160円と
美容石鹸の中ではふつうか
ちょっと高いくらいですね。

肌の色がどんよりしている、
ごわつく、洗うとつっぱる、
かさつく、化粧ノリが悪い、
オイリーになるなどの
悩みがある方向けってことで
典型的な美容向け石鹸です。

乾燥が肌トラブルの原因として
卵の殻の膜成分をメインに
しっかり保湿もしましょうと
謳っています。

卵殻膜エキスにはアミノ酸の
シスチンが人間の肌の
5倍以上含まれてるそうで、
III型コラーゲンの生成に
一役買ってるそうです。

そのコラーゲンは肌のハリや
弾力に関係しているそうです。

卵白酵素やリピジュア、
その他アロエやよもぎ、
米ぬかなどの力も借りて
石鹸だけどかなり保湿を
重視してるのがわかります。

洗浄力と保湿力、
泡立ちも良いという
バランスの取れた石鹸だそうで
けっこう人気もあるっぽい。

開発には医師も関係してるそうです。

香料や着色料、鉱物油、パラベンは
使っていないとのこと。

・ランリッチ石鹸よりノンエーがいい理由

それなりにこだわりを感じる石鹸だけど
ノンエーほどじゃないです。

カリ含有石けん素地やラウリン酸、
BGなど成分的に似てるところもあるけど
明確に違うのは洗浄剤です。

オリーブ油PEG-7という成分ですが
これは合成界面活性剤です。

オリーブオイルは天然成分だから
イメージがいいように感じますが
化学合成したものは
すべてケミカルなものといえます。

幸いにも1種類だけだから
そんなに強い悪影響はなさそうだけど
ないに越したことはないです。

リピジュアも合成ポリマーの
一種といえるけど刺激が少ないし
ノンエーにも含まれてるから
まだいいとして、

やっぱり合成界面活性剤は
気になりますよね。

カルボン酸Naもちょっと気になるところ。
(もしかしたら合成界面活性剤かも)

ランリッチ石鹸は作るのに
6年半かかったそうですが、
なんでそれを入れることにしたのか
って感じです。

ノンエーは当然無配合です。

美容成分の優劣はよくわかりませんが
大事なのは肌に負担をかけないことなので
保湿力は二の次なんですよね。

だから多いより少ないほうが
よかったりしますね。