ノンエーが登場するより
ずっと前からあるスキンライフについて
今回は考察していこうと思います。

以前は違ったようですが
ニキビケアブランドとして確立し
洗顔料はフォームタイプを出してます。

質はそんなに悪い方ではないですが
ノンエーと比べると…

・スキンライフブランドについて

スキンライフは牛乳石鹸共進社の
ニキビケアブランドのことです。

誕生したのは1963年と
軽く50年を超える長い歴史がある
有名な化粧品ブランドのひとつ。

当初はニキビスキンケアではなく
ふつうの洗顔料でしたが、
当時は殺菌剤入りの石けんは
めずらしかったそうです。

その3年後の1966年に
思春期ニキビ向けの
クリーム状洗顔料を発売して
広く知られるようになります。

その後もリニューアルを
何度も繰り返したり、
化粧水も出したりして
いまだに続くブランドになってます。

洗顔料は泡タイプと
チューブタイプの2種類があって、
いずれも泡が柔らかくて
毛穴の汚れをすっきり落として
清潔にするのがコンセプト。

どちらかというと手軽に使える
泡のふんわり洗顔のほうを
推してる感じがします。

たしかに出てきた瞬間に
泡になるから楽ですよね。

ニキビスキンケアってことで
医薬部外品の成分も入っていて
殺菌も視野に入れてますから
それなりに効果はあるかも
しれないですね。

・ノンエーとスキンライフの洗顔はだいぶ違う?

じゃあ肝心の洗顔料そのものの
質はどうかについてですが、
ちょっと突っ込みどころが
あるかなぁって感じです。

まず有効成分。

グリチルリチン酸ジカリウムは
定番かつ安全性が高そうなのでいいとして、

イソプロピルメチルフェノールは
どうかなって思います。

これが殺菌剤になるのですが、
肌への負担が大きいとして
旧表示指定成分になってたものです。

濃度は低いから問題はそんなに
なさそうな気もしますが、
ちょっと気になりはしますよね。

より問題なのは洗浄剤に
合成界面活性剤が使われてること。

成分名はヤシ油脂肪酸メチルタウリンK液。

ヤシ油って見ると自然系で
良さそうじゃないって思えそうですが
科学的な処理をしてるので
あんまり良くはないんですね。

要は自然のままだと洗浄力が弱いから
強くしてるってことです。

それだと本当は肌に環境にも
良くないことは
あまり知られていないかもしれません。

おまけに香料もパラベンも入ってるので
ノンエーと比較すると
質は3歩くらい下回るかなって感じです。

ノンエーは洗浄剤が石けん素地だけで
保存料はBGだけで香料すら入ってません。

もちろん増粘剤とかも入ってないので
実はけっこう違うんですよね。